ヨークシャーオークスはエネイブルら4頭立て、ゴスデン厩舎vsオブライエン厩舎の構図に
2019年08月21日 12:05
英G1ヨークシャーオークス(現地22日)の出馬投票が締め切られ、エネイブルらわずか4頭立てで行われることが明らかになった。エネイブルは1枠1番、ライバルのマジカルは4枠3番に決まっている。
エネイブルは通算13戦のうちデビュー2戦目に敗れて以降、前走まで凱旋門賞連覇を含む11連勝中。このヨークシャーオークスも3歳時の2017年に勝ったことがある。現地前売りで圧倒的1番人気に推されており、目標とする凱旋門賞の3連覇に向け、英国内で最後のレースになると見られている。
エネイブルを管理するJ.ゴスデン調教師は、エネイブルの他に良血馬ラーティダーも出走させる。同馬はヨーク競馬場で2戦2勝の好相性を誇り、昨年は8月23日に行われたリステッド競走を勝っており、今年は5月にG2ミドルトンステークスで重賞初制覇。前走はG1サンクルー大賞で僚馬コロネットの3着だった。
打倒エネイブルの筆頭はA.オブライエン厩舎のマジカル。直近2戦の直接対決では昨年11月のブリーダーズカップターフ、先月のエクリプスステークスでともに3/4馬身差とエネイブルを追い詰めている。オブライエン師はもう1頭、18日に仏ドーヴィル競馬場で使ったサウスシーパールを連闘させる。