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審議も着順どおりのムーランドロンシャン賞、2着ローマナイズド陣営が異議申し立てへ

2019年09月09日 11:30

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 現地8日、仏パリロンシャン競馬場にてG1ムーランドロンシャン賞(牡馬・牝馬、芝1600m)は、サーカスマキシマスがローマナイズドにハナ差勝ち。しかしこの結果を巡ってローマナイズド陣営が異議申し立てを行う意向を示した。

 レースは最後の直線でサーカスマキシマスとローマナイズドの一騎打ちに。その状況で内にいたサーカスマキシマスが馬場中央へと切れ込み、ローマナイズドへ接近したことが審議対象となったが、ほどなくして着順どおりの確定と発表された。

 この結果にローマナイズドのK.コンドン調教師は「異議申し立てを行うことになるだろう。オーナーは香港でレース映像を確認し、私に直接連絡してきた」とコメント。サーカスマキシマスがローマナイズドの進路を妨害したとの見方を示した。

 一方で同師はローマナイズドのレースぶりを称賛。「これで今季は終了。来季も現役を続行するからね。イメージとしては英G1ロッキンジステークスから始動するつもりだ」と話している。