エネイブル凱旋門賞3連覇ならず、敗因は重馬場でのスタミナ消耗か
2019年10月07日 11:33
現地6日、仏パリロンシャン競馬場にて行われたG1凱旋門賞で史上初の3連覇を狙ったエネイブルは、ゴール前でヴァルトガイストに差し切られて2着。惜しくも偉業達成はならなかった。
J.ゴスデン調教師は「勝ち馬と、勝ち馬のオーナーブリーダーとアンドレ(ファーブル調教師)には深く敬意を払っている。今日のこのコンディションにおいては私たちより優れた馬に負けたということ。驚くことではない」とコメント。
ただし「もし馬場が昨年のように良馬場だったなら…」とも語り、「残り400(メートル)から脚が鈍った。厳しい道中とペースでスタミナが切れたんだ。いたってシンプルな結果だと思う」と敗因を口にしていた。
騎乗したL.デットーリ騎手も「残り300まで追い出しを待ったが、思っていたよりもたないと感じた」とコメント。エネイブルが重馬場でスタミナを消耗していたと話していた。