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長距離王ストラディバリウス、道悪に泣き英G2で連勝ストップ

2019年10月20日 15:00

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 長距離戦線で無敵の快進撃を続けるストラディバリウスが現地19日にアスコット競馬場で行われたG2英チャンピオンズロングディスタンスカップ(3歳以上、芝15.5ハロン)に出走。圧倒的人気を背負って中団から末脚を伸ばし、先に抜け出した2番人気キューガーデンズを一度は捕らえるも、差し返されてハナ差の惜敗を喫した。

 この敗戦により、ストラディバリウスは昨年5月から続けてきた重賞連勝が10でストップ。J.ゴスデン調教師は「馬場が柔らかすぎたし、彼は全く駄目なんだ。スウィンリーボトムでは本当に走りづらそうだった。(オーナーの)ニールセン氏はスポーツを尊重する精神と勇気を持って彼を出走させたが」と無念のコメント。それでも「ハナ差だし何も恥じ入ることはない。馬場が合わなかっただけさ。調子を整えて良馬場の英ゴールドカップに戻ってくるよ」と、ロイヤルアスコット開催での雪辱を期していた。

 一方、大本命撃破のキューガーデンズは昨年のG1英セントレジャー以来となる白星で通算4度目の重賞勝ち。A.オブライエン調教師は「彼を英ゴールドCに出走させるつもりだったが、ケガをして上手くいかなかった。だから復帰させられて良かったよ。(ゴールドCの)前より背中に筋肉がついたし」と喜び、こちらも来年の英ゴールドCを目標に掲げた。