好スタートの種牡馬キングマン、2020年の種付け料は倍増
2019年11月13日 11:53
2019年にブレークを果たした種牡馬キングマンの種付け料が、従来の7万5000ポンド(約1050万円)から2020年に15万ポンド(約2100万円)へと倍増される。繋養先のバンステッドマナースタッドより発表され、英競馬メディア『racingpost』が現地12日付けで報じている。
キングマン産駒は2019年、重賞勝ち6度を含むステークス28勝を挙げた。仏2000ギニー馬ペルシアンキングを筆頭にケイリクス(英G3パビリオンステークス)やヘッドマン(仏G2ギヨームドルナノ賞など)らが旗手となり、3世代目を迎える1歳馬たちの好調な売れ行きを誘引している。
また、キングマンと同じくバンステッドマナースタッドに繋養されているフランケルの産駒も、3歳世代のアナプルナ(英オークス)やロジシャン(英セントレジャー)らが活躍。2020年の種付け料は据え置きながら、17万5000ポンド(約2450万円)で同スタッド最高額の座を守っている。