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D.オブライエン騎手が21歳で引退、サクソンウォリアーでG1制覇

2019年11月25日 12:03

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 アイルランドの名門厩舎として知られるA.オブライエン調教師の息子で、自身もG1勝利を重ねてきたD.オブライエン騎手が現地24日、調教に専念するために21歳の若さで騎手を引退すると発表した。

 オブライエン騎手は2016年に同じく若くして騎手を引退した兄のJ.オブライエン調教師が手掛けたイントリケイトリーで同年のモイグレアスタッドステークスを制してG1初勝利を挙げると、昨年は父の管理馬だったディープインパクト産駒サクソンウォリアーで英2000ギニーを制覇。今年のG1アイリッシュチャンピオンステークスまでG1通算10勝を挙げ、昨年に続いてアイルランドのリーディングジョッキーのタイトルを獲得していた。

 同騎手はツイッターにて「よく考えた結果、来年は調教に集中することを決めた」との声明を発表。大馬主のクールモアグループや自身の家族などにこれまでのサポートを感謝するとともに、調教師への転身を楽しみにしているとつづっている。