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ロイヤルアスコット開催の賞金が大幅増額、プリンスオブウェールズSは100万ポンドに

2019年12月04日 10:55

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 英国王室主催のロイヤルアスコット開催が2020年に賞金を大幅に増額し、2レースが開催初の総額100万ポンド(約1億4100万円)に引き上げられることになった。

 その2レースというのが今年はクリスタルオーシャンが制した10ハロンのG1プリンスオブウェールズステークスと、ブルーポイントが勝った6ハロンのダイアモンドジュビリーステークスで、前者が75万ポンド(約1億600万円)、後者は60万ポンド(約8500万円)からの大幅増額となる。

 これらを筆頭に5日間の開催で行われるレースは全て賞金総額9万5000ポンド(約1340万円)以上となり、開催トータルの賞金は史上最高の809万5000ポンド(約11億4000万円)に上る。また、ロイヤルアスコット開催ではないものの、前哨戦のサガロステークスとコモンウェルスカップトライアルの賞金も増額されることになった。

 アスコット競馬場のG.ヘンダーソンCEOは「これら2つのレース(プリンスオブウェールズSとダイアモンドジュビリーS)は歴史的に世界のホースマンに訴求しており、海外からの馬券購入やメディア関連の権利による収入増加を期待できることから優先的に選ばれた」「同様に、これらの距離では世界中で6桁ないし7桁の賞金レースが施行されているため、地元調教馬たちに選択肢を開かなければならない」と狙いを明かしている。