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【香港ヴァーズ】グローリーヴェイズが中団から突き抜ける! ラッキーライラックも2着

2019年12月08日 16:00

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 現地8日、シャティン競馬場にて行われたG1香港ヴァーズ(3歳以上、芝2400m)で、日本から出走した3頭が大活躍を披露。中団追走のグローリーヴェイズ(3番人気)が直線の残り200mから3馬身1/2突き抜けて圧勝した。勝ち馬の走破時計は2分24秒77(GOOD)。

 後方から伸びたラッキーライラック(2番人気)が逃げ粘る昨年の覇者エグザルタント(1番人気)との2着争いを1/4馬身差で制し、さらに1/2馬身差でディアドラ(4番人気)も4着に追い込んだ。

 レースは大外枠のエグザルタントが仕掛けてハナを切ると、2番手をアンソニーヴァンダイクとサザンレジェンドが前後し、さらにアスペターとプリンスオブアラン、マウントエベレストら欧州勢を中心に先団を形成する。これを見る7番手付近にグローリーヴェイズがつけ、その後ろからラッキーライラックが追走。ディアドラは最後方で向正面を通過した。

 淡々と逃げるエグザルタントが徐々にペースを上げる一方、最終コーナーでアンソニーヴァンダイクの手応えが悪くなり、外を回ったアスペターも苦しい追撃。それらが壁になったグローリーヴェイズはJ.モレイラ騎手が内へ突っ込んで突破を図る。大外からラッキーライラックも続いて粘るエグザルタントを両馬で追い詰め、残り200mでグローリーヴェイズが並ぶ間もなくかわし先頭。しぶとく伸びるラッキーライラックの背後にディアドラが食らいつき、ラッキーライラックがエグザルタントを捕らえて決着した。

※人気は日本発売分