長距離界の強豪ディーエックスビー、ドバイのビン・ガデイヤー厩舎へ移籍
2019年12月18日 11:47
昨年の英ダービー2着馬で現在は長距離路線で活躍中のディーエックスビーが、M.ジョンストン調教師の元を離れてドバイのS.ビン・ガデイヤー厩舎へ移籍することになった。英競馬メディアの『racingpost.com』(電子版)が現地17日付けで報じている。
移籍するのはハムダン殿下の所有馬で、ディーエックスビーの他にマッターホルンとチャールズキングズリーの3頭がすでにドバイへ旅立っている。この件についてジョンストン師は「我々は何年にもわたってゴドルフィンへ馬を送っており、ハムダン殿下のドバイでの主力厩舎はビン・ガデイヤー厩舎」とコメント。ディーエックスビーの大目標はドバイワールドカップデーのG2ドバイゴールドカップであることを示唆した。
ディーエックスビーは3歳時に英ダービー2着をはじめ重賞戦線で安定した活躍を見せ、4歳を迎えた今年は初戦のG3サガロステークスで重賞初制覇。続くG3ヘンリー2世ステークスも連勝すると、その後はG1英ゴールドカップから3戦連続でストラディバリウスの2着と長距離路線の強豪として台頭した。