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​苦戦続きのアンビシャス、転厩初戦で復活なるか

2019年12月20日 11:43

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 豪州のL.スミス調教師は、高齢馬や問題を抱えている馬たちの再生に定評のある調教師。だが日本から移籍後は未勝利が続いているアンビシャスの復活には手を焼いている。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、スミス調教師は現地21日のG2テッドヴァンヒームストステークスで転厩初戦を迎えるアンビシャスについて、「正直に言って、私には障害馬のように感じる」とコメント。「私より優秀な調教師が以前にアンビシャスを手掛けていたが、日本から移籍後は誰も彼の真価を見ることができていない」と、復調への手ごたえを感じられずにいるようだ。

 アンビシャスは日本生まれのディープインパクト産駒で7歳馬。3歳時にG3ラジオNIKKEI賞、4歳でG2大阪杯を勝ち、2017年の安田記念(15着)を出走後、豪州のA.フリードマン厩舎に移籍した。

 移籍2戦目だった4月のG1タンクレッドステークスで2着、5月のG1ドゥームベンカップでも3着と好走したが、その後は成績が上がらず。今年8月の準重賞で10着だったのを最後にスミス厩舎へ転厩となった。