バーニーロイ完全復活、ドバイG1ジェベルハッタで力の違い見せつける
2020年03月08日 13:23
現地7日、メイダン競馬場で行われたドバイターフ前哨戦のG1ジェベルハッタ(芝1800m)は、バーニーロイが外枠から伸びあがるようなスタートで後方追走となるも、直線一気の差し切りで快勝した。
1.75馬身差の2着にマジックリリー、さらに1.5馬身差の3着にはスポティファイが入線。昨年の優勝馬ドリームキャッスルが4着に続いてゴドルフィンの所有馬が上位を独占した。なお、ウェイトフォーエバーは騎手が落馬して競走を中止している。
バーニーロイは2017年のセントジェームズパレスステークス以来、2度目のG1制覇。その年限りで種牡馬入りしたものの、昨年に現役復帰を果たし、前走のG2アルラシディヤで復活の狼煙となる重賞勝ちを飾っていた。
C.アップルビー調教師は「12番枠からになって、彼にはきっと運が必要だと思った。ウィリアム(ビュイック騎手)は楽ではなかったと思うが、あの条件で素晴らしい騎乗をしてくれた」「馬には気負った面も見られたけど、ウィリアムが乗ってしまえば直線まで安定していて、いつでも勝てそうだった。彼はドバイターフへ行くよ。マジックリリーもね」と本番を見据えていた。