G1ニュージーランドオークス（3歳牝馬、芝2400m）がトレンサム競馬場で現地14日に行われ、1番人気のジェニファーエクルズが大外18番枠から中団のラチ沿いに潜り込むと、最終コーナーでは馬群をこじ開けるように外へ持ち出されて快勝した。

　1.5馬身差の2着に13番人気のヴァンクーガが追い込み、さらに0.4馬身差の3着には11番人気のフィールザラッシュが入線した。

　リップヴァンウィンクル産駒のジェニファーエクルズはG1初制覇。昨年5月のデビュー戦から5連敗を喫し、未勝利のまま臨んだ11月のG1ニュージーランド1000ギニーでも2着に敗れた。しかし、次戦のG2エイトカラットステークスで初勝利とともに重賞初制覇を飾ると、今年2月のG2デイヴィッド＆カリンエリスフィリーズクラシックから今回まで重賞3連勝。これで通算成績11戦4勝とし、全勝利を重賞で記録している。