2歳戦として世界最高賞金の豪G1ゴールデンスリッパーステークス（21日、ローズヒルガーデンズ競馬場）の枠順抽選が現地17日に行われ、内目の枠を引き当てたロードカナロア産駒のタガロアが前売り1番人気に躍り出た。『racenet.com.au』などの現地メディアが報じている。

　フルゲート16頭のゴールデンスリッパーSは、補欠4頭を含む20頭で枠順抽選を行い、タガロアは6番に決定。前哨戦のG2トッドマンステークスでタガロアを封じたファーナンが14番と外枠を引いた。

　この結果、豪ブックメーカー「TAB」は6倍だったタガロアの評価を5倍の1番人気に上げる一方、1番人気に推されていたファーナンは5倍から6倍へと切り下げ。G1ブルーダイヤモンドステークスでタガロアの2着だったハンシアティック（9番）と並び2番人気にされた。

　タガロアは「TAB」の他に「Beteasy」「Ladbrokes」などの現地ブックメーカーでも1番人気の評価を受けている。