2歳戦で世界最高賞金の豪G1、ファーナンがロケットスタートで逃げ切り
2020年03月22日 11:45
2歳戦として世界最高賞金の豪G1ゴールデンスリッパーステークス(芝1200m)が現地21日にローズヒルガーデンズ競馬場で行われ、1番人気に推されたファーナンがロケットスタートを決めて鮮やかに逃げ切った。
1.8馬身差の2着に5番人気のアウェイゲーム、さらに1馬身差の3着には7番人気のママラガンと内ラチ沿いをキープした2頭が続き、ロードカナロア産駒のタガロア(2番人気)は終始追っつけ気味の追走で勝ち馬から4.1馬身差の4着まで。3番人気のハンシアティックは見せ場なく10着に大敗した。
ファーナンは重賞3連勝でG1初制覇。これで通算成績を6戦5勝とし、ここまで唯一の黒星を喫した際の勝ち馬アウェイゲームにも大舞台で雪辱を果たした。なお、G.ウォーターハウス調教師は同馬を共同管理するA.ボット調教師との間でゴールデンスリッパーS初制覇だが、ウォーターハウス師個人はゴールデンスリッパーSを7勝目としている。