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ゴスデン師、英国の競馬再開が遅れるも前向きに準備

2020年05月13日 12:50

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 政府の新型コロナウイルス対策の方針により、再開が6月以降になった英国競馬界。J.ゴスデン調教師がBBCラジオの番組で現状と展望を語った。

 競馬再開がさらに延期されたことについて、ゴスデン師は政府策定のロックダウン解除に向けたロードマップの第2段階として、競馬が無観客で開催できるようになることを「目標が分かって非常に安心した」と肯定的に受け止め、準備に抜かりがないことを話している。

「無観客だとしても(再開が)いつになるか何とも言えないし、疫病だから長引くかもしれない。容易なことではなく、我々は何か月も渦中にあるかもしれない。しかし、我々はレースできる以上、経済的に役割を果たすことができる。英国の競馬や馬産は経済的に毎年40億ポンド(約5260億円)の貢献を果たしているから、バイオセキュリティのガイドラインに従って取り組むさ」というゴスデン師。

「思い出してほしい、オーストラリアや日本、香港、フロリダではパンデミック下でも無観客の制限付きで競馬を開催している。我々も同じように(できるだろう)」と再開を前向きに待っている。