バターシュが三度目の正直、ついに英G1キングズスタンドSを制覇
2020年06月17日 13:25
現地16日の英ロイヤルアスコット開催でG1キングズスタンドステークス(3歳以上、芝5ハロン)が行われ、好スタートから中間点付近で単騎先頭に立った圧倒的1番人気のバターシュが、し烈な2着争いを尻目に2馬身1/4差で完勝した。
後方から追い込んだ4番人気のエクイラテラルが、バターシュの背後から追いすがった3歳牝馬リバティビーチ(2番人気)を短アタマ差捕らえて2着争いを制した。
バターシュは昨年8月のナンソープステークスに続く3度目のG1制覇。キングズスタンドSでは昨年、一昨年とブルーポイントに屈して2着だったが、6歳初戦の今回で三度目の正直を実らせた。
C.ヒルズ調教師は「2度負けていたから3度は受け入れがたかった」「彼が長手綱で行ければ追い抜くのは非常に難しい。彼のような馬が厩舎にいれば誰でもラッキーさ。人生で最高の馬だよ」とバターシュを絶賛。今後については4連覇が懸かるキングジョージステークスからナンソープSを目標に挙げた。