愛G3ラッカンS、アートパワーが2歳G1馬ミリスルを一蹴
2020年07月08日 13:54
愛ネース競馬場で現地4日にG3ラッカンステークス(3歳、芝6ハロン)が行われ、逃げ馬に離れず先行した1番人気のアートパワーが、離れた内ラチ沿いで飛ばす2歳G1馬ミリスル(2番人気)を残り2ハロン標識で捕らえ、2馬身1/2差をつけて快勝した。
アートパワーはダークエンジェル産駒で重賞初制覇。2歳10月の2戦目に勝ち上がって休養に入ると明け3歳の今季は6月1日の初戦を飾り、前走はロイヤルアスコット開催のパレスオブホリールードハウスハンデキャップを3馬身1/2差で圧勝していた。これで4連勝とした同馬は通算成績を5戦4勝(3着1回)としている。
T.イースタビー調教師は「彼のパフォーマンスは良かったよ。彼は仕事に前向きで5ハロンでも6ハロンでもそん色ない。あるいは7ハロンもこなせるかもしれない」「来週のジュライカップには使わないと思うが、彼にはたくさんの選択肢がある。フライングファイブ(9月13日)に登録してあるんだ。来月のナンソープステークスと9月のスプリントカップにも登録するつもりだよ」と、今後はG1戦線に挑む考えを明かした。