英インターナショナルS前哨戦は下位人気3頭で決着、アスペターが追い込み決める
2020年07月26日 07:25
現地25日、英ヨーク競馬場で行われたG2ヨークステークス(3歳以上、芝10ハロン56ヤード)は、最後方を追走した6番人気のアスペターが直線残り2ハロンから満を持しての仕掛けで抜け出した(1馬身1/2差)。
中団から5番人気のフォックスチェアマンが2着に続き、さらに1/2馬身差の3着にはアスペターとともに最後方付近を追走した7番人気のロードグリッターズが入線。1番人気で連覇を狙ったエラーカムは先頭でペースを作るも7頭立ての6着に終わった。
アスペターは昨年9月の独G1オイロパ賞以来となる通算3度目の重賞制覇。その後に香港ヴァーズでグローリーヴェイズの13着に大敗し、7か月ぶりの前走はリステッド(2着)だった。
アスペターを勝利に導いたJ.ワトソン騎手は「彼は成長を続けている。よりリラックスして走れるようになった」「今日は相手関係が良かったし、あのように勝てるとは思っていなかった」と進化を強調。この勝利を受けて英ブックメーカーの『ベットフェア』は英インターナショナルステークスの前売りオッズを9倍に設定している。