ディープ産駒ファンシーブルー、オブライエン師はスタミナに自信
2020年07月30日 14:14
仏オークスでクラシック制覇を果たしたディープインパクト産駒ファンシーブルーが、現地30日の英G1ナッソーステークスで昨年の覇者ディアドラを含む古馬勢と初対戦を迎える。
D.オブライエン厩舎所属のファンシーブルーは、デビュー2連勝で臨んだG1愛1000ギニーでピースフルの2着と初黒星。しかし7月5日の仏オークスでは2着アルパインスターに短クビ差、さらに3着ピースフルと4着ラービアーもそれぞれアタマ差で続いた4頭による接戦を競り勝ってG1初制覇を達成した。
オブライエン調教師は「ファンシーブルーは非常に血統が良く、全力で走ろうとする馬。素直でおっとりした気性だが瞬発力もある才能あふれる馬だ」と愛馬を絶賛。「10ハロンは問題ないし、ハイシャパラル(2002年の英愛ダービー馬)の近親だからスタミナは十分。12ハロンでも大丈夫だろう。8ハロンから12ハロンまで、どこでもG1を争えるよ」と語っていた。