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4歳牝馬ドニャーが末脚炸裂、独オイロパ賞で待望のG1初制覇

2020年08月16日 09:59

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 独G1オイロパ賞(3歳以上、芝2400m)が現地15日にケルン競馬場で7頭によって争われ、最後方で直線に突入したドニャーが大外から末脚を伸ばすと、2番手から粘り込む今年の独ダービー3着馬カスパーを際どく差し切った(クビ差)。

 前走のダルマイヤー大賞勝ちから臨んだバーニーロイは後方3番手から末脚にかけるも4着まで。最後方で中間点を通過したチェコ調教馬のナガノゴールドは6着、昨年の独ダービー馬ラッカリオはバーニーロイと並走状態から最下位の7着に沈んだ。

 ドニャーはテオフィロ産駒の4歳牝馬でG1初制覇。昨年はG1バーデン大賞でガイヤースに14馬身離されたものの2着、続くオイロパ賞ではアスペターの3着と牡馬相手に健闘し、次戦の伊G2ジョッキークラブ大賞で2度目の重賞勝ちを飾っている。今回はそれ以来の白星となった。