NZで今季初のG1タージノトロフィー、伏兵コールサインマヴが重賞初制覇
2020年09月20日 09:43
ニュージーランドで今季初のG1レースとなるタージノトロフィー(芝1400m)が現地19日にヘイスティングス競馬場で行われ、単勝82.60倍の12番人気コールサインマヴが内ラチ沿いの3、4番手追走から残り200mで先頭に立ち、後続の追撃を0.8馬身振り切った。
中団後方からラチ沿いを進出した5番人気スーペラが、中団から馬群の外を回った1番人気アヴァンテージとの2着争いを0.1馬身差で制し、ニュージーランドオークス勝ちから半年ぶりの実戦となった2番人気ジェニファーエクルズはさらに1馬身差の4着に終わった。
コールサインマヴはアトランテ(その父ファストネットロック)産駒の4歳セン馬で重賞初制覇。昨年10月に重賞初挑戦のG2ホークスベイギニーで2着に善戦したが、その後はNZ2000ギニー7着、レヴィンクラシック6着(最下位)などG1の壁に跳ね返され、今回は半年ぶりの4歳初戦だった。