スプレマシーが英2歳G1ミドルパークSを快勝、来年はスプリント路線に専念
2020年09月27日 12:32
英2歳G1ミドルパークステークス(芝6ハロン)がニューマーケット競馬場で現地26日に行われ、好スタートから他の7頭を先導した4番人気のスプレマシーが、背後から食い下がる1番人気ラッキーベガの追撃を1/2馬身封じて逃げ切った。
さらに2馬身1/4差で3番人気のミンザールがエリザベス女王の所有馬タクティカル(5番人気)との3着争いを制し、2番人気のメソッドは最下位の8着に沈んだ。
スプレマシーは前走のG2リッチモンドステークスに続く2度目の重賞勝ちでG1初制覇。デビュー2戦目の勝ち上がりから3連勝とした。
C.コックス調教師は「冬を越せばより成長して強さを増すし、来年が本当に楽しみだよ」「6ハロンより長い距離に延ばす考えはない」とスプレマシーをスプリント路線に専念させる意向。「この段階でのゴールデンホードはより大きくて集中力があった。彼も非常にいい馬だが、最も重要なのは彼らはとも才能があるということさ」と、このレースの昨年2着で今年のG1コモンウェルスカップを勝った僚馬ゴールデンホードと比較して期待を寄せていた。