デットーリ騎手、エネイブルとの2度目の偉業挑戦に「去年ほど重圧ない」
2020年10月01日 14:21
史上初の凱旋門賞3勝目がかかるエネイブルに騎乗するL.デットーリ騎手は、2着に敗れた昨年の苦い経験が今年の糧となっていると語った。
エネイブルは昨年の凱旋門賞でヴァルトガイストに敗れて快挙達成を阻まれた。2度目の偉業挑戦となるデットーリ騎手は、「私たちはキングジョージ3勝目など、いくつかの歴史的勝利を達成した」と今年を振り返り、「率直に言ってプレッシャーは昨年よりも少ないよ」とコメント。
さらに「それは(新型コロナウイルスの影響で)観客が少ないせいじゃない。すでに落胆を経験しているからだ。昨年の敗戦後の3時間は自分のプロキャリアでも最悪の時間だった。エネイブルも同じように意気消沈だったと思う」と語ったデットーリ騎手。「枠順は1番から8番のどこかになるのを願っている。天気予報は雨で、馬場は重くなるだろう」と続けていた。