現地9日に英ニューマーケット競馬場にて行われたG1フィリーズマイル（2歳牝馬、芝8ハロン）で、3位入線したディープインパクト産駒スノーフォールと思われていた馬が、実は別の馬だったことがレース後に発覚した。

　スノーフォールはA.オブライエン厩舎が2頭出ししたうちの1頭で、8位入線した同厩馬マザーアースと思われていた馬が、実は本当のスノーフォールだった。

　オブライエン調教師は現地スタッフが両馬を取り違えていたことを認め、「私はレースを見ていなかったので、ツイッターで話題になっていると人づてに聞いただけ。実際に見たらすぐに分かった」とコメント。「もちろんすぐに英国競馬統括機構（BHA）に報告した」と話している。

　なおBHAからレース結果に関連する処置はまだ発表されていない。

　レースを制したのはJ.オブライエン厩舎のローマン産駒プリティゴージャス。2走前のG2デビュタントステークスで重賞初制覇を飾り、前走のG1モイグレアスタッドSは2着だったが、ここでG1初勝利を手にした。