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アースライトがピナトゥボに続き引退、アイルランドで種牡馬入り

2020年10月14日 14:33

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 2歳時にG1レースを2勝するなど英仏で重賞4勝を挙げたA.ファーブル厩舎のアースライトが現役を引退。アイルランドのキルダンガンスタッドで種牡馬入りすることが、同馬を所有するゴドルフィンより発表された。

 アースライトは2歳時の昨年7月にG3カブール賞で重賞初制覇を飾ると、モルニー賞、ミドルパークステークスとG1レースも制して重賞を3連勝。ミドルパークSではニューマーケット競馬場の2歳コースレコードを記録した。

 3歳を迎えた今年は7月のリステッドから始動。2戦目のG1モーリスドゲスト賞(4着)でデビューからの連勝が止まったが、続くG3パン賞では巻き返した。前走のG1フォレ賞で3連覇のワンマスターに屈し、これが現役最後のレースとなった。

 ゴドルフィンのL・J.グラファール氏は「彼はニューアプローチの肌と晩年のシャマーダルを親に持ち、何世代にもわたって育まれてきたファミリーの出身で、ゴドルフィンにとって素晴らしい旗手であり続けました。レースでは才能と勝負根性を発揮し、ダーレーの種牡馬ロースターにおいて大きな財産となるでしょう」と、アースライトに労いと期待の言葉を贈っている。

 なお、ゴドルフィンは9日に昨年の2歳王者ピナトゥボの引退と種牡馬入りも発表している。