香港G2プレミアボウル、最低人気ウィッシュフルシンカーが大番狂わせ
2020年10月19日 13:55
現地18日、香港シャティン競馬場にてG2プレミアボウル(ハンデキャップ、芝1200m)が行われ、7頭立ての最低人気だったウィッシュフルシンカーが大番狂わせを見せた。
後方2番手から機をうかがっていたウィッシュフルシンカーは直線で大外に持ち出してスパート。ラスト100メートルで鋭く伸び、逃げていた1番人気コンピューターパッチを短アタマ差で差し切ったところがゴールだった。
トップハンデを背負った実績馬ホットキングプローンは勝ち馬から2馬身半差の4着だった。
7歳せん馬のウィッシュフルシンカーは重賞経験は豊富だがこれまでは3着が最高。前走のG3ナショナルデーカップも5着どまりだったが、人気をさらに落としたここで待望の重賞初制覇を果たした。