現地6日、米キーンランド競馬場にてG1ブリーダーズカップジュベナイル（2歳牡馬・せん馬、ダート8.5ハロン）が行われ、L.サエス騎乗の2番人気エッセンシャルクオリティが差し切り勝ちを収めた。

　レースは圧倒的な1番人気に推されていたジャッキーズウォリアーが好位追走から直線で抜け出しを図ったところを、14頭立ての最低人気ホットロッドチャーリーが競りかけていったんは先頭に。それもつかの間、中団から末脚を伸ばしたエッセンシャルクオリティが突き抜けた。

　3/4馬身差の2着はホットロッドチャーリー。さらに1馬身1/4差の3着にもジャッキーズウォリアーをかわした人気薄のキープミーインマインドが入る波乱の結果となった。

　エッセンシャルクオリティはB.コックス厩舎のタピット産駒。前走のブリーダーズフューチュリティに続くG1制覇で、これでデビューから無傷の3連勝となった。