現地10日、オーストラリアのゴールドコーストにて開催されたマジックミリオンズ2歳トレーニングセールにて、日本で活躍したミッキーアイル産駒の牡馬が最高値の50万豪ドル（約3800万円）で落札された。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

　この牡馬は父ミッキーアイル、母は豪州の名種牡馬リダウツチョイス産駒のインザクリアという血統。200メートルの調教で出品馬中最速の10秒26という好タイムをマークし、ニューサウスウェールズのG.ムーア調教師が香港を地元とする馬主の代理として購入した。

　ミッキーアイルはディープインパクト産駒。短距離からマイルで活躍し、2014年のNHKマイルカップ、2016年のマイルチャンピオンシップとG1を2勝した。引退後はシャトル種牡馬として日本とオーストラリアで繋養され、今年デビューした初年度産駒からG3小倉2歳ステークスを勝ったメイケイエールを出している。