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ロンジンワールドレーシングアワード、レース部門で日本の3鞍が“世界一”

2021年01月27日 11:30

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 2020ロンジンワールドレーシングアワードが現地26日に英ニューマーケットの競馬博物館を舞台に映像配信され、「ワールドベストレースホース」「ワールドベストレース」「ワールドベストジョッキー」の最終順位が発表された。

「ワールドベストレースホース」に選ばれたのはレーティング130のガイヤース。2位は同126のオーセンティックで、同馬はダートおよび3歳馬の世界最高となった。3位にはレーティング125でパレスピアやストラディバリウスら7頭が並び、それに続く124でアーモンドアイとコントレイルら5頭が10位タイにランキングされている。

 また、上位馬4頭のレーティングを基にする「ワールドベストレース」には、ガイヤースが制した英インターナショナルステークス(レーティング125.25)が選出。この賞が創設された2015年以降では凱旋門賞(201520172019)、ブリーダーズカップクラシック(2016)に続く3レース目、英国のレースとして初の栄誉となった。2位にレーティング124.75のアイリッシュチャンピオンステークスが続き、アーモンドアイとコントレイル、デアリングタクトの三冠馬対決に沸いたジャパンカップが124.503位の評価を受けた。

 なお、2020年は日本のレースが非常に高く評価されており、ジャパンCの他に天皇賞(秋)がレーティング123.755位、安田記念(123.25)は7位タイ、有馬記念(122.75)も10位と、計4レースがトップ10入り。距離区分別ではジャパンCL)、安田記念(M=ジャックルマロワ賞とタイ)、天皇賞(春=E)もレーティング117.25で各カテゴリーの世界首位に認定されている。

「ワールドベストジョッキー」はすでに発表されている通り、L.デットーリ騎手が3年連続4回目の受賞を果たしている。