アデイブら輩出したピヴォタル、28歳で種牡馬生活を引退
2021年02月17日 11:10
2020年のロンジンワールドベストレースホースランキングで3位タイのアデイブら、数々の活躍馬を輩出してきたピヴォタルが28歳にして種牡馬を引退することになり、同馬を所有するチェヴァリーパークスタッドから発表された。
ピヴォタルはチェヴァリーパークスタッドの自家生産馬で、競走生活は2歳と3歳時のみの6戦4勝。3歳の1996年にはキングズスタンドステークスとナンソープステークスでG1レースを2勝した。種牡馬入り後はアデイブの他にファー(2013年の英チャンピオンステークスなど)、サリスカ(2009年の英・愛オークス)、アフリカンストーリー(2014年のドバイワールドカップなど)らをはじめ32頭ものG1ホースを輩出。産駒のシユーニも種牡馬として凱旋門賞馬ソットサスを輩出するなど成功している。
また、ブルードメアサイアー(BMS=母の父)としても、昨年の英二冠牝馬ラブやマジカル(アイリッシュチャンピオンステークス連覇など)、ゴールデンホード(2020年のコモンウェルスカップ)、ワンマスター(フォレ賞3連覇)らを送り出し、2017年から2019年まで3年連続でBMSチャンピオンだった。