コパノキッキングが末脚炸裂、リヤドダートスプリントでマテラスカイとワンツー!
2021年02月21日 11:50
現地20日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたリヤドダートスプリント(ダート1200m)に3頭の日本調教馬が出走し、コパノキッキングが後方追走から大外一気に末脚を炸裂させ、逃げ粘るマテラスカイを1/4馬身捕らえてワンツーフィニッシュを決めた。
いつも通りスタートが遅く後方からの追走となったコパノキッキングだが、最終コーナーを先頭のマテラスカイから6馬身ほどの位置で回ると、直線で大外に持ち出されて末脚を爆発。昨年とは異なり程よく脚を溜めて直線に向いたマテラスカイが、番手マークのスイッツァランドを突き放して粘り込む中、際立つ脚勢で鮮やかに差し切った。
なお、もう1頭のジャスティンもコパノキッキングと同様に発馬で後手に回ると、コースロスを防ぐように馬群の中を進んだものの、最終コーナーから行く先々が狭くなる不運も重なり、コパノキッキングから6馬身ほどの6着に終わった。
コパノキッキングは2019年12月のカペラステークスで4度目の重賞制覇を飾ったものの、その後は勝ち切れないレースを続けて1年2か月ぶりの白星。海外初戦ながら持ち味を遺憾なく発揮し、次戦に予定されるドバイゴールデンシャヒーンへ弾みをつけた。