NZダービー前哨戦のG2アヴォンデールギニー、ロケットスペードが接戦を制す
2021年02月24日 11:21
ニュージーランドダービー前哨戦のG2アヴォンデールギニー(3歳、芝2100m)が現地20日にエラズリー競馬場で行われ、スタート後に前方で起きた落馬を際どく避けた1番人気のロケットスペードが、中団後方から落ち着いたレース運びで接戦を制した。
4番人気のジェイソンベルツリーがカラ馬に絡まれながら0.3馬身差の2着に粘り抜き、さらに0.4馬身差の3着には7番人気のオンディスプレイが入線した。
ファストネットロック産駒のロケットスペードは元旦のG2オークランドギニーに続く2度目の重賞制覇。同馬は騎手時代の1989年にホーリックスでジャパンカップを制したこともあるL.オサリバン調教師がA.スコット調教師と共同管理し、両師はドラゴンリープで制した昨年に続き連覇となった。