欧州に中東や日本まで、各国からKYダービーを狙うゴドルフィン軍団
2021年03月02日 11:29
多くの名馬を輩出しながらいまだに縁のない米クラシックのG1ケンタッキーダービー制覇を狙うゴドルフィン。今年は地元のアメリカはもちろん、欧州や日本からも5月のチャーチルダウンズ競馬場を目指して所有馬を走らせている。
アメリカのゴドルフィン所有馬では、昨年の2歳王者で先日にはG3サウスウェストステークスを制した無敗馬エッセンシャルクオリティと、2月のG2リズンスターステークスなど重賞で連続2着のプロクシーがケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Road to the Kentucky Derby」で3位と5位につけている。
また中東ではUAE1000ギニーを圧勝し、サウジダービーでは5着だった牝馬ソフトウィスパーが、27日のUAEダービーに出走する可能性がある。同レースの勝ち馬にはシリーズで100ポイントが付与される。
欧州に目を向けると、3日に英ケンプトン競馬場で行われるコンディションステークスでドバウィ産駒のハイランドアベニューが有力視されている。また日本には2歳時にカトレア賞を制してデビュー2連勝中のレモンポップがいる。