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ロシアンキャメロットが電撃引退、前脚負傷で種牡馬入り

2021年03月20日 10:30

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 今月のオールスターマイルで2着と好走したオーストラリアの強豪馬ロシアンキャメロットが前脚の腱を痛め、電撃引退と種牡馬入りが決まった。

 これは豪競馬メディア『racing.com』が陣営の発表を報じたもの。D.オブライエン調教師は「ニューマーケットのセールで購入したときから傑出した牡馬だった。11戦しかしなかったが、ダービーを勝つなど豪州の競馬シーンに大きなインパクトを残した」との声明を出している。

 アイルランド生まれのキャメロット産駒ロシアンキャメロットは、昨年5月のサウスオーストラリアンダービーでG1初制覇。さらに9月にはG1アンダーウッドステークスも制した。そのほかにもG1マカイビーディーヴァステークスとG1コーフィールドステークスで2着、G1コックスプレートで3着と好走を続け、今月13日のオールスターマイルも0.5馬身差の2着だった。通算成績は114勝(G12勝)。