現地22日に2021年のNTRA（全米サラブレッド競馬協会）ランキング第6週分が発表され、先週末のルイジアナダービーの結果を受けて3歳部門の序列が大きく変動した。

　20日に行われたルイジアナダービーでは、第5週のランキングで10位以内のマンダルーン（5位）、プロクシー（9位）、ホットロッドチャーリー（10位）の3頭が対戦。ホットロッドチャーリーが上位のマンダルーンとプロクシーを一蹴した。この結果、第6週のランキングではホットロッドチャーリーが4位へ上昇し、マンダルーンとプロクシーはトップ10から脱落。その一方、ルイジアナダービーで2着のミッドナイトバーボンが前週の14位タイから8位に浮上している。なお、故障が発覚して三冠戦線から離脱したライフイズグッドも前週の2位から6位に後退した。

　総合部門はトップ10の顔触れに変化なく、小幅な順位の入れ替わりに留まっている。

トップ10の馬名とポイント（カッコ内は前週の順位）

・総合部門
1、364pts、シャーラタン(1)
2、337pts、モノモイガール(2)
3、274pts、スイススカイダイバー(3)
4、271pts、ニックスゴー(4)
5、211pts、カーネルリアム(7)
6、161pts、ミスティックガイド(6)
7、147pts、アイドル(5)
8、81pts、マックスフィールド(8)
9、53pts、シーデアズザデビル(9)
10、48pts、ガミーン(10)

・3歳部門
1、381pts、エッセンシャルクオリティ(1)
2、328pts、コンサートツアー(3)
3、313pts、グレーテストオナー(4)
4、261pts、ホットロッドチャーリー(10)
5、177pts、メディーナスピリット(6)
6、138pts、ライフイズグッド(2)
7、97pts、リスクテイキング(8)
8、85pts、ミッドナイトバーボン(14)
9、71pts、ヘリウム(7)
10、49pts、スピルバーグ(11)

※NTRAの週間トップ10投票は全米のメディア関係者が任意の10頭を選び、最上位の10点から1点ずつ漸減してポイントを配分。それらを集計した上位10頭によってランキングされる。3歳部門はベルモントステークス後、総合部門はブリーダーズカップ後までが対象期間となる。