現地5月1日に予定されている今年の米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売りのフューチャー・ウェイジャーの第5回目（プール5）のオッズが発表。いくつかの前哨戦や有力馬の故障を受け、上位は3頭が抜ける形になった。

　プール5は3月26日から28日にかけて実施される予定。前回は個別に提示された23頭と「その他すべての3歳馬」を含めた24通りで、実質的な1番人気に推されていたのはエッセンシャルクオリティで3.5倍だった。

　エッセンシャルクオリティはここまで無傷の4連勝。2歳時にブリーダーズカップジュベナイルなどG1を2勝し、今年2月にはG3サウスウェストステークスも勝った。プール4以降の出走はなく、4月3日のG2ブルーグラスステークスから本番へ向かう予定となっている。

　そのエッセンシャルクオリティは4倍で1番人気をキープ。しかしプール3まで1番人気に推され、前回も2番人気だったライフイズグッドは故障で三冠出走が絶望となったため、今回は対象外となった。

　代わって2番人気に浮上したのは、出世レースのG2ファウンテンオブユースステークスを制したグレーテストオナーでオッズは5倍。5.5倍の3番人気にはG2レベルステークスを圧勝したコンサートツアーが急浮上した。さらにG2ルイジアナダービーを制したホットロッドチャーリーが7倍で続き、この4頭までが10倍を切る抜けた人気を集めている。