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KYダービー最終前哨戦のG3レキシントンS、キングフューリーが快勝も出走微妙

2021年04月11日 13:48

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 現地10日、米キーンランド競馬場でG3レキシントンステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が行われ、後方2番手で中間点を通過した7番人気のキングフューリーが内ラチ沿いをスルスルと進出。最終コーナーで先頭の構えから抜け出して快勝した。

 2馬身3/4差の2着に8番人気のアンブライドルドオナーが最後方から追い込み、さらに2馬身1/4差の3着には5番人気のスターリンインマイドリームスが入線。デビュー2連勝で1番人気のスウィフトシュアは先行するも7着に敗れた。

 カーリン産駒のキングフューリーは昨年のプリークネスステークスを牝馬のスイススカイダイバーで制したK.マクピーク調教師が管理。昨年9月のデビュー勝ちから3戦目にはリステッドで2勝目を挙げるも、その後は重賞で2連敗して休養に入り、今回は4か月半ぶりの3歳初戦で重賞初制覇となった。

 レキシントンSはケンタッキーダービーに向けた指定ポイントレースの最終戦だが、この勝利でキングフューリーが獲得したのは20点。10日時点で出走順位は28位となっており、回避馬が出ない限り20頭の出走枠に届かない状況となっている。