今年のケンタッキーダービー戦線で有力馬の1頭に挙げられているB.バファート厩舎のコンサートツアーが、ダービーを回避してプリークネスステークスへ直行することになった。KYダービーを開催するチャーチルダウンズ競馬場が、広報用のツイッターアカウントを通じて現地17日に明らかにした。

　広報アカウントではバファート師から「コンサートツアーは出走しない。プリークネスSを待つ」というメッセージがあったことのみを明かしており、回避に至った理由の詳細については不明。コンサートツアーは10日のアーカンソーダービーで1番人気の支持を集めるも3着に敗れていた。

　ストリートセンス産駒のコンサートツアーは1月15日にサンタアニタパーク競馬場のダート6ハロンでデビュー勝ちすると、2月6日のG2サンヴィセンテステークス、3月13日のG2レベルステークスと無傷の3連勝。しかし、アーカンソーダービーではレベルSで負かした相手たちに完敗した。