ランカスターハウス、ロードカナロア産駒ら一蹴で愛G3グラッドネスSを連覇
2021年04月21日 11:05
現地17日、愛カラ競馬場で行われたG3グラッドネスステークス(3歳以上、芝7ハロン)は、1番人気のランカスターハウスが中団追走から残り1ハロンで抜け出し、2着の5番人気カレントオプションに2馬身1/2差をつけて完勝した。2番人気のロードカナロア産駒ノウイットオールは勝ち馬の背後から伸びるもさらに1馬身3/4差の3着に終わっている。
ランカスターハウスは昨年に続きグラッドネスSを連覇して通算2度目の重賞制覇。コロナ禍で6月開催の昨年は次戦のG2ミンストレルステークスでもローマナイズドの2着に善戦したものの、ひと息入れて臨んだ秋はG2ブーメランステークスとG1クイーンエリザベス2世ステークスでともに最下位に大敗し、今回はちょうど半年ぶりの実戦だった。
同馬を管理するA.オブライエン調教師は「彼は万能だし重馬場の9ハロンで勝ったこともある」「ライアン(ムーア騎手)はクイーンアンステークスも狙えると言っていたよ」とコメント。ランカスターハウスをクイーンアンSへ、14日にリステッド勝ちのロペイフェルナンデスをロッキンジステークスへ向けると示唆している。