現地5日、米ベルモントパーク競馬場にてG1オグデンフィップスステークス（4歳以上牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、J.オルティス騎乗の1番人気レトルースカが快勝した。

　スタートからハナを切ったレトルースカは、2番手に昨年のケンタッキーオークス馬シーデアズザデビルを従えたまま直線へ。早々にムチが入って手応えが怪しくなったライバルとは対照的に脚色は衰えず、2番手に上がってきたボニーサウスに2馬身3/4差でゴールした。シーデアズザデビルはさらに1馬身差の3着だった。

　F.グティエレス厩舎のレトルースカは米国産ながらメキシコでデビューして現地G1を2勝。米国でも重賞勝ちを重ね、前走のアップルブロッサムハンデキャップではモノモイガールとスイススカイダイバーを抑えて米G1初制覇を飾っており、今回もまた強豪を下してのG1連勝となった。