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ラブが休み明けの不安を一蹴、英G1プリンスオブウェールズSを制す

2021年06月17日 12:04

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 現地16日、英ロイヤルアスコット開催でG1プリンスオブウェールズステークス(芝10ハロン)が行われ、1番人気に推されていた昨年の英二冠牝馬ラブが期待に応えた。

 G1ドバイターフ覇者ロードノースが馬場状態を考慮して出走を回避して6頭立てとなったレースは、ラブが押し出されるようにハナを切る展開。最終コーナーで米ブリーダーズカップフィリー&メアターフ勝ちなどがあるアウダーリャが4番手から並びかけてきたが、ラブは最後まで先頭を譲らず3/4馬身差の勝利を収めた。

 A.オブライエン厩舎のガリレオ産駒ラブは、昨年8月のG1ヨークシャーオークス以来のレースだったが、これで5度目のG1制覇。今後についてオブライエン調教師は「キングジョージにエクリプス、選択肢は無数にある」としつつも、7月の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスへの出走が有力であることを示唆している。