英G2ランカシャーオークス、フランケル産駒のアルピニスタが重賞初制覇
2021年07月04日 06:12
現地3日、英ヘイドック競馬場で行われたG2ランカシャーオークス(3歳以上、芝12ハロン)は、逃げ馬の背後で2、3番手を進んだ1番人気のアルピニスタが、直線で外ラチ方向へ大きく広がる馬群から残り1ハロンで抜け出した。
1馬身1/4差の2着にレディーヘイズ、さらに3/4馬身差の3着にもカバレッタと最低5番人気で並ぶ3頭のうち2頭が続き、今年の英オークス2着馬で3番人気のミステリーエンジェルは逃げるも4着に終わった。
アルピニスタはフランケル産駒の4歳馬で今回が重賞初制覇だが、昨年8月にはG1ヨークシャーオークスでラブに完敗したものの2着がある。続くG3プリンセスロイヤルステークスでは半馬身差の2着に惜敗し、それから7か月ぶりの実戦となった前走はリステッドを勝っていた。
アルピニスタを管理するM.プレスコット厩舎の助手は、今後についてリリーラングトリーステークスやヨークシャーオークスを候補に挙げている。