前走G1で惜敗のティルジット、英G2サマーマイルSで巻き返し
2021年07月11日 09:12
現地10日、英アスコット競馬場でG2サマーマイルステークス(4歳以上、芝8ハロン)が9頭により争われ、1番人気のティルジットが直前から粘り込む2番人気センチュリードリームを3/4馬身捕らえた。
レースは内ラチ沿いに6頭、馬場の中央寄りでセンチュリードリーム、ティルジット、アルスハイルの順に3頭が縦列。最終コーナーで3頭が集団に寄っていくとセンチュリードリームを先頭に直線へ向かい、残り1ハロンを切ってティルジットが粘るセンチュリードリームを差し切った。さらに1馬身差の3着争いをアルスハイルが制し、集団から離れていた3頭が上位を独占する結果となった。
ティルジットはジャドモントが所有するファーストディフェンス(その父アンブライドルズソング)産駒の4歳牡馬で、昨年7月末のG3サラブレッドステークス以来となる2度目の重賞勝ち。前走は仏G1イスパーン賞でスカレティにアタマ差で惜敗と、明け4歳を迎えて充実した姿を見せている。