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アルアージーは去勢放牧へ、キングジョージを回避して出直し

2021年07月14日 06:03

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 今季初戦から好調を続け、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(24日、アスコット競馬場)を目指していたアルアージーが、去勢手術を受けるため休養入りすることになった。

 アルアージーは今季初戦のG3ジョンポーターステークスと5月のG3アストンパークステークスを連勝。6月のG1コロネーションカップでは1番人気に推されるもパイルドライヴァーに惜敗し、続く前走のG2プリンセスオブウェールズタタソールズステークスでも1番人気ながらサーロンプリーストリーに競り負けた。

 同馬を所有するシャドウェルのA.ゴールド氏は「彼は才能に満ちているが手に負えないところがある。馬場に出ると誰が鞍上だろうと御すのが難しくなる」と気性の問題に言及。「彼に少し休暇を与えて恐らく去勢することになる。彼は道悪もこなすから数週間休ませて秋に復帰させるつもりだ。つまり、キングジョージは回避する」とし、9月には再始動させたい意向を明かしている。