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モハーフェスとアーモリーがそろって不発、英G2ヨークSは波乱の決着

2021年07月25日 09:32

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 現地24日、英ヨーク競馬場でG2ヨークステークス(3歳以上、芝10ハロン56ヤード)が5頭により争われ、他の3頭を離して1番人気に推されたモハーフェスと同じく2番人気のアーモリーが、ともに連対を外す波乱の決着となった。

 モハーフェスは出遅れて最後方の5番手からとなり、4番手追走のアーモリーを背後でマーク。先頭ではモハーフェスの僚馬モンタサム(5番人気)がペースメーカーを務め、フアンエルカーノ(3番人気)、バンコク(4番人気)の順に追走した。モハーフェスは直線に入るとアーモリーの様子をうかがいつつ大外からスパート。バンコクに並んだものの抵抗にあい、最後までかわせないままゴールした。

 1着はバンコク、その内でフアンエルカーノがアタマ差の2着に残り、さらにクビ差でモハーフェスの順に決着。アーモリーは1馬身後れの4着だった。

 バンコクは2019年のG3クラシックトライアル以来となる2度目の重賞制覇。レース後のA.ボールディング調教師は英インターナショナルステークスへの追加登録を示唆する一方、秋には海外遠征のプランもあることを明かしている。

 なお、人気を裏切る形となったモハーフェスのW.ハガス調教師は内容を評価したものの、今後についてはオーナーと相談してからとコメントしている。