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3歳有望株が集まった仏G2ギヨームドルナノ賞、重賞初挑戦のドバイオナーが快勝

2021年08月15日 08:36

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 現地14日、仏ドーヴィル競馬場で行われた3歳馬のG2ギヨームドルナノ賞(芝2000m)は、7番人気のドバイオナーが最後方から直線で横に広がる馬群の真ん中に突っ込み、5頭横一線の2着争いに1馬身3/4差をつけて快勝した。

 4番手から大外を伸びた4番人気プリティタイガーが逃げ粘る最低8番人気タズマンベイをクビ差捕らえて2着を確保し、1番人気の仏オークス2着馬フィロメーヌはプリティタイガーの内で3番手追走も5着まで。2番人気で仏ダービー3着のミルボッシュは後方のまま7着、エネイブルの半弟ディラブは最下位の8着に敗れた。

 ドバイオナーはW.ハガス調教師が管理するプライドオブドバイ(その父ストリートクライ)産駒のセン馬で今回が重賞初挑戦。2歳戦を4戦1勝で終えると今年2月に去勢手術を受け、復帰2戦目の前走は今月7日にG3ローズオブランカスターステークス勝ちのフォクシーズテイルズを抑えてハンデ戦を勝っていた。

 3歳の有望株が集まった一戦を制したドバイオナーの今後について、ハガス師は未定としながらも早急にプランを固めたいとコメントしている。