仏3歳牝馬戦線のG2ノネット賞、最低人気のルミがG1での連敗から巻き返し
2021年08月25日 11:10
現地21日、仏ドーヴィル競馬場で行われた3歳牝馬によるG2ノネット賞(芝2000m)は、逃げ馬の背後で3番手を追走した最低10番人気のルミが、2番手から粘り込む3番人気ペンジャを際どく差し切りハナ差で混戦を制した。
短クビ差の3着に6番手追走の6番人気ルジールが差し込み、ディープインパクト産駒のハラジュク(7番人気)は4番手から追いくらべに後れを取ってさらに短クビ差の4着。ノーザンファームの吉田勝己氏が前走後に購買したG1サンタラリ賞の勝ち馬アンカルヴィル(5番人気)は逃げるもハラジュクから1馬身差の5着、1番人気のゼヤーダーは後方のまま6着に敗れた。
フランケル産駒のルミは4月のG3ヴァントー賞に続く2度目の重賞勝ち。次戦のサンタラリ賞は6着、さらに仏オークスも9着に敗れたが、それら2戦の出走馬が上位を占める中で実力をアピールする結果となった。