現地12日、愛カラ競馬場にてG1フライングファイブステークス（芝5ハロン）が行われ、C.ヘイズ騎乗の伏兵ロマンティックプロポーザルが勝利した。

　直線コースの中段からレースを進めたロマンティックプロポーザルは、先行集団の間を縫うように進出して一気に先頭まで突き抜けた。

　半馬身差の2着も人気薄のアケースオブユー。さらにクビ差で4番人気のグラススリッパーズが続き、2番人気に推されていた窪田芳郎氏が所有するドラゴンシンボルは4着までだった。

　E.ライナム厩舎のロマンティックプロポーザルはレイヴンズパス産駒の5歳牝馬。6月の愛G3バリーオーガンステークスで2着と善戦し、前走の愛G2サファイアステークスでも3着と結果を出した後に挑んだここで、重賞初勝利をG1制覇で飾った。