福元騎手のタウンクルーズ、ウッドバインマイルで人馬ともG1初制覇
2021年09月19日 13:02
カナダのウッドバイン競馬場で現地18日に行われたG1ウッドバインマイル(3歳以上、芝8ハロン)は、福元大輔騎乗の4番人気タウンクルーズが発馬を決めると2馬身ほどのリードで逃げを打ち、迎えた直線は二枚腰を発揮して後続を突き放した。
2馬身1/4差の2着に中団から7番人気のスペーストラベラーが続き、さらに3/4馬身差の3着争いを2番人気のレイジングブルが制した。1番人気のセットピースは最後方から追い込むも、直線半ばで不利を受けるなど7着に終わっている。
タウンプライズ(その父スパイツタウン)産駒の6歳セン馬タウンクルーズは今回が重賞初制覇。2018年10月にデビュー勝ちを飾り、その後は条件戦ばかり11戦すると、前走のG2キングエドワードステークスで重賞に初挑戦して2着に善戦していた。この勝利でブリーダーズカップマイルの出走権を獲得している。
なお、同日のカナディアンインターナショナルでも巧みな逃げを披露した福元騎手にとっても記念すべきG1初制覇となった。