ホットロッドチャーリー、また審議対象も米ペンシルベニアダービーでG1初制覇
2021年09月26日 13:37
米パークスレーシング競馬場で現地25日にG1ペンシルベニアダービー(3歳、ダート9ハロン)が8頭により争われ、先頭の1番人気ホットロッドチャーリーが背後で2番手追走の3番人気ミッドナイトバーボンと一騎打ちを展開。最終コーナーで大きく外へ張り出すと、直線では2馬身1/4差を開いて逃げ切った。
さらに4馬身1/2差の3着に4番人気のアメリカンレボリューションが4番手から続き、2番人気のスピーカーズコーナーは先頭から離れた第2集団の中で見せ場なく6着に終わった。
ホットロッドチャーリーは3月のルイジアナダービー以来となる2度目の重賞勝ちでG1初制覇。この間、前走のハスケルステークスこそ進路妨害で1位入線から降着処分を受けたものの、ケンタッキーダービー3着、ベルモントステークス2着とG1戦線で世代上位の実力を発揮し続けている。
なお、ハスケルSでホットロッドチャーリーの進路妨害により競走中止したミッドナイトバーボンは、今回も最終コーナーで大きく外へ張り出される不運。この件に対してミッドナイトバーボンのR.サンタナJr.騎手は異議申し立てを行ったが、審議の末に到達順通りの決着となった。